羽毛布団の保管方法

羽毛布団の保管方法

【@湿気を寄せないようにしましょう】
暖かくなって羽毛ふとんを掛けなくなったら、カバーをはずして布団を干して十分に乾燥させてからしまいましょう。乾燥させないで使ったままだと、湿気を含んでいてカビなどの原因になりますのでご注意ください。
カバーをはずして、布団自体の汚れがひどかったり、汗の臭いが気になるようでしたら布団の丸洗い(クリーニング)をしてから保管することをお奨めします。
【A通気性が大切です】
押入れにしまう時には羽毛ふとんをそのまましまわず、買われた時に入っていた専用バッグ(ケース)や大きな風呂敷に包むなどして、通気性の良いものに入れてしまって下さい。羽毛ふとんの専用バッグは、通気の為の穴が作ってあったり通気性の良い布で作ってあるものがほとんどですので大変便利です。
布団の丸洗い(クリーニング)に出した時などは、ビニールの袋に入った状態で戻ってきますが、そのまましまっておきますと袋の中で蒸れて臭いがきつくなったり、羽毛自体の品質の低下を招くおそれがありますので、必ずビニールの袋から出して通気性の良いものに入れ替えてしまってください。
【B防虫剤をはさんで・・・】
布団の中身の羽毛自体には製品化の工程で、殺虫・殺菌処理がしてありますので虫がわく心配はないのですが、湿度の高い押入れなどではダニが発生して布団の表面に付くことがあります。次のシーズンに使った時、布団の表面に付いたダニに刺されない為に防虫剤を入れて置くことをお奨めします。
【C押入れの場所】
羽毛ふとんは押し潰せばペッチャンコになります。風呂敷などで包んで保管する場合、ペッチャンコになるからといって何でも羽毛ふとんの上に重ねてしまうと、保管している間に羽毛が潰れて品質が低下します。羽毛自体のパワーが無くなって広がらなくなり空気の層を作れなくなって保温力が低下します。そうならない為に、必ず保管する場所は押入れに入っている品物の一番上にしまってください。
湿気などの面からも、下の段より上の段にしまう事をお奨めします。

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